名前:渕 正信(フチ マサノブ)
生年月日:1954年1月14日
出身地:福岡県北九州市
身長:183cm
体重: 105kg
デビュー:1974年4月22日 対 大仁田厚
得意技:フェイスロック
バックドロップ 各種拷問関節技
タイトル:世界ジュニア アジアタッグ
入場テーマ:
デンジャー・ゾーン/『トップガン』

1974年2月、全日本プロレスに入門。
1989年10月20日からの第10代世界ジュニア王者時代には、14連続防衛の長期政権を確立。
ヘビー級のジャンボ鶴田、ジュニアへビー級の渕正信として一時代を築いた。
2004年の5・22後楽園大会では、天龍と組んでアジアタッグ王座を見事に奪取。
最近はスポークスマン、小説家、テレビ解説者としてリング外でもマルチな活躍を見せる全日本の重鎮だ。
 
 
 
 
 
「……?」
2008.08.06

久しぶりにゆうさんと会った。
私が行きつけの六本木芋洗い坂の居酒屋「あぶらや」という所。
もう20年の馴染みの店。
そこでほとんど私の指定席で呑んだ。そこは日本酒の種類をかなり置いてある。



料理も旨いし、ゆうさんもよく行ってる店なので最初から2人して日本酒と決め込んだ。
地酒の順番は店のオヤジさんにいつも通り任せる。



「ゆうさん、あの娘さつきちゃんて言ったっけ。何度か会ってるらしいじゃない」
ゆうさん答えず旨そうに日本酒を呑んでいる。
顔艶もいい。茄子漬と鱸の塩焼きがまた日本酒に合う。



ゆうさんは旨そうに食べて旨そうに呑む。こっちも酒が進む。
「ゆうさん若返ったんじゃない?達人も恋をするか」「あいつが余計な事言ったんだろ」
「上原さんかい?」頷くゆうさん。「この前一緒に呑んだよ」



「あいつは昔から知ったかぶりでくだらん事ばかり言いやがる」だけど
嫌な顔はしていない。元来ゆうさんと上原氏はそんなに仲は悪くないんじゃないか?



「ゆうさん、山下ていう人だけど、彼は」


「なんだやっぱり、あいつはそんな話をしたわけだ」


「まあ簡単にね。彼はあのゆうさんが好きだった咲さんの子供じゃないの?」


酒が入ってることもあり、いきなり聞いてしまった。


「そうだよ。言っとくが俺のじゃなにぜ」そんな事あわかってらあ。
それにしてもあっさりと認めたもんだ。


「上原がなにを話したか知らないが、あいつは表面的な事ばかりを言う」


「でもゆうさん、捜してたんだろ?」


「熱心ではなかったがな。俺もあの頃は忙しかったからな。
向こうの方が捜し出して訪ねて来たんだ」


「ほう、それはそれは…」


「初めて対面した時驚いた。咲さんは俺の話をよくしてたようだ」


「どんなこと話したんだろうね」「さあな、結構誉めてくれてたようだ」


「ゆうさんのことを?本当かい(笑)」


「咲さんは正直で素直な人なんだ。お前さんにはわからんよ」


「……?」



 
 
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